産後の体で中イキを取り戻した喜び
出産で変わってしまった体
1年前に第一子を出産しました。妊娠前は夫との性生活も充実していて、中イキも普通にできていました。でも、出産後は全てが変わってしまいました。
会陰切開の傷は治ったものの、感覚が鈍くなってしまい、以前のような快感を感じられなくなりました。特に膣内の感覚がほとんどなく、夫との行為も苦痛に近いものになっていました。
夫は理解してくれていましたが、「また昔みたいに一緒に気持ちよくなりたい」という思いが日に日に強くなっていました。
産後ケアの一環として
産後の骨盤底筋トレーニングを調べていた時、女性向け風俗の存在を知りました。「産後の感度回復」というメニューがあることに驚きました。
最初は「子供がいるのに...」という罪悪感もありましたが、「これも産後ケアの一環」と考えることにしました。夫にも相談し、理解を得た上で予約しました。
「産後の女性は多く来られますよ」という言葉に安心しました。
骨盤底筋からアプローチ
セラピストさんは、産後の体の変化について詳しく説明してくださいました。「出産で骨盤底筋が緩み、神経の通り道も変化することがあります」という説明に納得しました。
施術は、まず骨盤底筋のマッサージから始まりました。外側から優しく圧迫することで、内側の血流を促進するとのこと。確かに、じわじわと温かくなっていくのを感じました。
「感覚は必ず戻ります。焦らずゆっくりいきましょう」という言葉が心強かったです。
少しずつ蘇る感覚
内部への刺激が始まると、最初は本当に何も感じませんでした。でも、セラピストさんは根気強く、様々な角度や深さを試してくださいました。
施術開始から30分ほど経った頃、急に「あ、ここ感じる」という場所を発見しました。出産前とは少し位置が違うような気がしましたが、確かに快感を感じる場所がありました。
その瞬間、涙が出ました。「私の体、まだ大丈夫なんだ」という安堵感でいっぱいでした。
1年ぶりの中イキ
感じる場所が分かってからは、そこを中心に丁寧に刺激していただきました。最初は微かな快感でしたが、徐々に感覚が鮮明になっていきました。
そして、ついに体の奥から込み上げる感覚が。1年ぶりの中イキでした。出産前とは少し違う感じでしたが、確かに中でのオーガズムでした。
「おかえりなさい」というセラピストさんの言葉に、号泣してしまいました。
夫婦生活の復活
この体験の後、夫に感じるポイントが変わったことを伝えました。以前とは角度も深さも違うことを具体的に説明すると、夫も一生懸命覚えてくれました。
最初は上手くいきませんでしたが、コミュニケーションを取りながら試行錯誤するうちに、夫との行為でも中イキできるようになりました。
1年ぶりに、本当の意味で「夫婦」に戻れた気がしました。
母であり女性である幸せ
産後は「母親」であることに必死で、「女性」としての自分を封印していました。でも、この体験を通じて、両方大切にしていいんだと気づきました。
子供を愛する母親である自分と、夫に愛される女性である自分。どちらも大切な自分の一部です。
今は月に一度、自分のメンテナンスとして通っています。それが結果的に、家族みんなの幸せに繋がっていると感じています。
産後の体の変化に悩む方へ
出産は素晴らしい経験ですが、体には大きな変化をもたらします。感度が落ちたり、感じる場所が変わったりするのは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、諦めないこと。体は必ず回復し、新しい形で快感を取り戻すことができます。プロの助けを借りることは恥ずかしいことではありません。
母親になっても、女性としての喜びを求めることは自然なことです。むしろ、自分を大切にすることで、より良い母親、妻になれます。
一人で悩まず、適切なケアを受けてください。きっと、新しい自分の体の可能性を発見できるはずです。