恥ずかしがり屋の私が自信を持てた

コンプレックスだらけの20年間

美容の専門学校に通う20歳の私は、クラスメイトと比べて、とても地味で目立たない存在でした。身長は低いし、胸も小さいし、顔だって特別可愛いわけじゃない。

周りの友達は恋愛話で盛り上がっているのに、私は今まで彼氏ができたことがありません。告白されたこともないし、自分から好きになった人に声をかける勇気もありませんでした。

「私なんて」「どうせ私は」が口癖で、自分に自信が全くありませんでした。20歳になっても、恋愛経験ゼロの自分が情けなくて仕方ありませんでした。

変わりたいという強い想い

成人式の時、同級生たちの堂々とした姿を見て、「私だけ子供のまま取り残されている」と感じました。みんなキラキラしていて、自信に満ち溢れている。それに比べて私は...。

「このままじゃダメだ。変わりたい」と強く思いました。でも、何をどうしたらいいのか分からない。そんな時、ネットで女性向け風俗の記事を見つけました。

「自分の魅力を発見できる」「女性としての自信がつく」という言葉に惹かれました。経験がないことを恥じる必要はないし、むしろそこから学べることがあるんじゃないかと思いました。

緊張で心臓バクバク

予約の電話をする時は、手が震えていました。「20歳で恋愛経験なしです」と正直に伝えると、「大丈夫ですよ。そういう方も多いです。安心してお越しください」と優しく言っていただきました。

当日は朝から緊張で何も手につきませんでした。「本当に行っていいのかな」「場違いじゃないかな」「笑われたりしないかな」...不安でいっぱいでした。

でも、実際にセラピストさんにお会いすると、想像していたよりもずっと優しい方で、緊張が少し和らぎました。

初めて褒められた私の体

「可愛いですね」「肌がとてもきれいです」「小柄な体型、素敵ですよ」...セラピストさんは、私のコンプレックスをすべてひっくり返すような言葉をかけてくださいました。

小さな胸も「可愛らしくて魅力的」、低い身長も「守ってあげたくなる」、地味な顔も「清楚で上品」と言っていただき、涙が出そうになりました。

20年間、誰からもそんな風に言われたことがなかったので、「本当？」と何度も聞き返してしまいました。でも、セラピストさんの真剣な表情を見て、嘘じゃないんだと分かりました。

知らなかった自分の感度

施術が始まると、自分の体がこんなに敏感だということを初めて知りました。ちょっと触れられただけで、体がビクッと反応してしまいます。

「とても感度が良いですね。素晴らしい反応です」と言われて、恥ずかしいけれど嬉しい気持ちになりました。今まで自分の体を否定的に見ていたけれど、良いところもあるんだと思えました。

セラピストさんは「経験がないからこそ、純粋な反応ができるんです。それはとても貴重なことですよ」と教えてくださいました。

人生初のオーガズム

今まで一人でも、こんなに激しい快感を感じたことはありませんでした。全身が震えて、声も出てしまって、自分でもびっくりしました。

「こんなに感じることができるんだ」という驚きと、「私の体もちゃんと女性なんだ」という実感。20年間で初めて、自分の体を誇らしく思えました。

セラピストさんは「本当に美しい反応でした。自分に自信を持ってください」と言ってくださいました。その言葉が、心の奥深くに響きました。

見た目にも現れた変化

あの体験から2ヶ月、私は明らかに変わりました。まず、姿勢が良くなりました。今まで猫背で下を向いていることが多かったのですが、背筋を伸ばして歩くようになりました。

メイクも変わりました。今まで「どうせ私は」と思って手抜きをしていましたが、「私も可愛くなれるかも」と思って、丁寧にするようになりました。

友達からも「最近、雰囲気変わったね」「可愛くなった」と言われるようになりました。外見が変わったというより、内面の自信が外に現れているのかもしれません。

恋愛にも積極的に

一番大きな変化は、恋愛に対する姿勢です。今まで「私なんかが好きになってもらえるわけない」と思っていましたが、「私も誰かに愛される価値がある」と思えるようになりました。

最近、専門学校で気になる人ができました。今まででしたら遠くから見ているだけでしたが、今は積極的に話しかけるようになりました。

まだ告白とかはしていませんが、「もしかしたら」という希望を持てるようになったことが、大きな変化だと思います。