仕事では成功、でも何かが足りない

大学卒業後、外資系コンサルティング会社に入社してから、復日プロジェクトに追われる毎日を送っていました。 29歳でシニアマネージャーに昇進し、周囲からは「バリキャリ」と呼ばれる存在。 でも、ふと鏡を見ると、スーツ姿の疲れた顔が映っていて、「私、いつから女であることを忘れたんだろう？」と思うようになりました。

恋愛もうまくいかず、付き合っても仕事の話ばかり。 ベッドの中でも頭の中はプレゼン資料やクライアントのことでいっぱい。 「このままでいいのかな」という漠然とした不安を抱えていた時、同僚からこちらを紹介されました。

ビジネスモードをオフにできる場所

初めての訪問で一番驚いたのは、スーツを脱いだ瞬間に感じた解放感でした。 「今日は仕事のことは全部忘れてくださいね」と言われ、泣きそうになりました。 こんなに優しく「休んでいい」と言われたのは、いつ以来だろう。

アロマの香りに包まれながら、セラピストさんの手が私の緊張をほぐしていくのを感じました。 ずっと張り詰めていた身体が、波に漂うようにリラックスしていく。 「これが本来の私の身体なんだ」と思い出しました。

女性としての感性を取り戻す

数回のセッションを重ねるうちに、自分の身体の反応が変わっていくのを感じました。 「感じる」ということがこんなに豊かな体験だったなんて、仕事漬けの毎日では知る由もありませんでした。

ある日、久しぶりにワンピースを着て出勤しました。 同僚から「今日は雰囲気が違うね」と言われ、嬉しかったです。 メイクをする時間、アクセサリーを選ぶ時間も楽しくなりました。

仕事もプライベートも充実した今

面白いことに、仕事のパフォーマンスも上がりました。 リラックスできるようになったからか、クリエイティブなアイデアが浮かぶようになり、 クライアントからの評価も高まりました。

プライベートでも、新しいパートナーと出会いました。 彼は私の仕事を尊重しつつ、女性としての私も大切にしてくれます。 「仕事も恋愛もどちらも大切」という、バランスの取れた生活を送れるようになりました。