初めてでも安心できました

経験の少なさへの不安

美容専門学校に通っている19歳です。 周りの友達は彼氏がいたり、経験豊富だったりするのに、 私はほとんど経験がありませんでした。 高校時代に付き合った彼とも、キスまでで終わってしまって。

友達が彼氏との話で盛り上がっている時、 私は相槌を打つことしかできません。 「〇〇ちゃんはどう？」と聞かれても、 適当にごまかすしかなくて、すごく疎外感を感じていました。

ネットで調べても、出てくるのは怖い話ばかり。 「初めては痛い」「血が出る」「相手次第で最悪」... そんな情報を見るたびに、余計に怖くなっていきました。 このまま一生経験できないんじゃないかと不安でした。

正しい知識を得たい

そんな時、美容の授業で「セルフケアの重要性」について学びました。 先生が「自分の体を知ることは、美容の基本」と言っていて、 それがきっかけで、ちゃんと自分の体について知りたいと思うようになりました。

でも、誰に聞けばいいか分からない。 親には恥ずかしくて聞けないし、友達に聞いたら 「まだ経験ないの？」と思われそう。 病院に行くほどの悩みでもないし...

色々調べているうちに、こちらのサービスを見つけました。 「初心者歓迎」「性教育の一環として」という言葉に惹かれ、 勇気を出して問い合わせをしました。 返信がとても優しくて、安心できたのを覚えています。

お姉さんのような存在

当日はものすごく緊張していました。 「何を聞かれるんだろう」「恥ずかしい...」 でも、出迎えてくださったセラピストさんは、 優しいお姉さんという感じで、すぐに緊張がほぐれました。

最初は、ハーブティーを飲みながらお話をしました。 「経験がないことは全然恥ずかしくないよ」 「むしろ、ちゃんと学ぼうとする姿勢が素晴らしい」 と言ってもらえて、ホッとしました。

性教育の話から始まって、女性の体の仕組み、 生理のこと、避妊のこと... 学校では教えてくれなかったことを、 分かりやすく教えてもらいました。 質問もしやすくて、今まで疑問だったことが 次々と解決していきました。

自分のペースで進める安心感

実際の施術（と言っていいのかな）は、 本当にゆっくり、私のペースで進めてくれました。 「今日は服を着たままでいい？」と聞かれ、 無理をしなくていいんだと安心しました。

最初は、手のマッサージから。 「手にも性感帯があるのよ」と教えてもらいながら、 優しく触れてもらうと、確かに心地よくて。 だんだんリラックスできてきました。

その日は、服の上からのマッサージと、 自分でできるセルフケアの方法を教えてもらって終わり。 「次回はもう少し進んでもいいかも」と自然に思えました。 押し付けがましくないところが、本当に良かったです。

帰り際、「何か不安なことがあったら、いつでも連絡して」 と言ってもらえて、一人じゃないんだと感じました。

少しずつ自信がついて

その後、月に1回くらいのペースで通いました。 2回目は下着姿になれたし、3回目には 自分の体を見てもらうことにも抵抗がなくなりました。 「きれいな体だね」「健康的で素敵」 と褒めてもらえるのが嬉しかったです。

だんだん、自分の体の反応が分かるようになってきました。 「ここは敏感なんだ」「こういう触り方が好きなんだ」 自分についての発見がたくさんありました。

教えてもらったセルフケアも続けていて、 生理痛が軽くなったり、肌の調子が良くなったり。 体を大切にすることの大切さを実感しています。

恋愛への前向きな気持ち

最近、学校で気になる人ができました。 以前の私なら、「経験がないから...」と諦めていたと思います。 でも今は、「ゆっくり関係を深めていけばいい」 と前向きに考えられるようになりました。

友達との会話でも、知ったかぶりをする必要がなくなりました。 分からないことは素直に聞けるし、 逆に正しい知識を教えてあげることもあります。 「〇〇ちゃん、詳しいね」と言われると、 ちょっと誇らしい気持ちになります。

何より、自分の体に自信が持てるようになったことが大きいです。 「私の体は大切で、素晴らしいもの」 そう思えるようになったことで、 人生が明るくなった気がします。

同年代の女の子たちへ

経験がないことを恥ずかしいと思っている子、 きっとたくさんいると思います。 でも、それは全然恥ずかしいことじゃない。 むしろ、自分を大切にしている証拠だと思います。

ネットの情報に振り回されるより、 ちゃんとした知識を持った人に教えてもらう方が、 絶対に安心だし、安全です。 怖がらなくて大丈夫。優しく導いてくれます。

自分の体について知ることは、 これからの人生にとって、とても大切なこと。 勇気を出して一歩踏み出せば、 きっと新しい自分に出会えるはずです。 私がそうだったように。