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30歳 / 看護師

2024年3月

専門的な知識と技術に感動

#専門性#新たな発見#プロフェッショナル

医療従事者としてのプライド

私は看護師として7年間、総合病院で働いています。 解剖学も生理学も学んできたし、人体についてはプロだと自負していました。 患者さんに「体のことなら何でも聞いて」と言えるくらい、 知識には自信がありました。

でも、女性の性に関することとなると、話は別でした。 看護学校でも、医学的な側面は学んだけど、 「快楽」や「オーガズム」について深く学ぶことはありませんでした。 患者さんから相談されても、教科書的な答えしかできない自分がいました。

プライベートでも、知識はあるのに実感が伴わない。 「Gスポットの場所は知ってるけど、自分のは分からない」 「クリトリスの構造は理解してるけど、どう刺激すればいいか分からない」 そんなギャップに悩んでいました。

学びの機会として

こちらのサービスを知ったのは、 性教育に力を入れている先輩看護師からの紹介でした。 「医療従事者こそ、実体験を通して学ぶべき」 「患者さんに寄り添うためにも、自分の体を知ることは大切」 その言葉に背中を押されました。

最初は「プロに教わるなんて...」とプライドが邪魔をしました。 でも、考えてみれば、医療も日々進歩していて、 新しい知識や技術を学び続けることが大切。 これも一つの研修だと思うことにしました。

予約の際、「医療従事者で、専門的な観点からも学びたい」 と伝えると、快く受け入れてくださり、 むしろ「そういう方にこそ来ていただきたい」と言われました。

プロフェッショナルな対応

訪問して驚いたのは、施設の清潔さと設備の充実度でした。 医療機関並みの衛生管理がされていて、 使用する器具も医療グレードのものが多く、 プロ意識の高さを感じました。

担当セラピストさんは、元医療従事者ということで、 共通言語で話せるのが心強かったです。 最新の研究結果や、海外の性教育事情なども教えてくださり、 まさに「学び」の時間でした。

「医学的知識と、実際の女性の体の反応は違うことが多い」 「個人差を理解し、その人に合ったアプローチが大切」 という言葉に、医療現場でも同じだなと納得しました。

知識と体験の融合

実際の施術では、解剖学的な説明をしながら進めてくださいました。 「ここが膣前庭球海綿体で、充血すると...」 「骨盤底筋群の緊張を解くことで...」 知識として知っていたことが、体感として理解できる瞬間の連続でした。

特に感動したのは、内診の技術の高さです。 病院での内診とは全く違う、優しくて的確なタッチ。 「Gスポットはここですね。感じますか?」 「子宮口の向きから、後屈気味かもしれません」 プロフェッショナルな観察眼に、尊敬の念を抱きました。

そして、知識だけでは分からなかった「快感」の仕組みも体験できました。 副交感神経の働き、ホルモンの分泌、筋肉の収縮... すべてが連動して起こる、人体の神秘を実感しました。

「これが患者さんが言っていた感覚か」 「だからあの時、ああいう反応だったのか」 臨床での疑問が、次々と解けていく感覚でした。

仕事への還元

この体験は、私の看護師としての仕事にも 大きな影響を与えました。 婦人科外来で、患者さんの悩みに対して、 より具体的で実践的なアドバイスができるようになりました。

「性交痛がある」という患者さんには、 潤滑の重要性や、リラックスの方法を。 「感じない」という悩みには、 体の仕組みと個人差について丁寧に説明。 以前より自信を持って対応できるようになりました。

また、同僚たちとも、タブー視せずに 女性の性について話し合えるようになりました。 医療従事者こそ、正しい知識と理解を持つべきだと 改めて感じています。

継続的な学び

今では、3ヶ月に1回程度通っています。 毎回新しい発見があり、知識がアップデートされます。 最新の研究論文の情報を教えてもらったり、 新しい技術を体験したり。

プライベートでも変化がありました。 パートナーとの関係がより深くなり、 お互いの体について話し合えるようになりました。 「こうして欲しい」と伝えることも、 相手の要望を聞くことも、自然にできるように。

医療従事者として、女性として、 両方の視点から学べるこの場所は、 私にとって貴重な存在です。

専門職の女性たちへ

医療、教育、福祉...人をケアする仕事に就いている女性は多いです。 でも、自分自身のケアは後回しになりがち。 特に、性に関することは「知っているはず」という プレッシャーもあるかもしれません。

でも、知識と体験は別物です。 プロフェッショナルだからこそ、 実体験を通して学ぶ価値があると思います。 それは、自分のためだけでなく、 ケアする相手のためにもなります。

恥ずかしがることはありません。 学ぶ姿勢を持ち続けることこそ、 真のプロフェッショナルだと思います。 新しい学びの扉を、開いてみませんか?

知識と体験が融合した時、
本当の理解が生まれます。

担当セラピストより

医療従事者の方を担当させていただくのは、いつも刺激的です。 専門的な質問をいただいたり、逆に教えていただくこともあり、 私自身の学びにもなっています。 彼女のように、知識欲が旺盛で、常に学ぼうとする姿勢は素晴らしいです。 これからも、専門職の方々にも満足いただける 質の高いサービスを提供していきたいと思います。

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