医学部生が科学的に理解した中イキのメカニズム

23歳・大学5年生|2024年5月体験

理論は完璧、でも実践は...

医学部5年生、解剖学も生理学も勉強して、女性の体の仕組みは理論的には完璧に理解しています。Gスポット、スキーン腺、骨盤神経叢...専門用語なら何でも知っています。

でも、恥ずかしい話、実体験はほとんどありません。勉強ばかりで恋愛する時間もなく、23歳になってしまいました。

産婦人科の実習で「女性の性機能」について学んだ時、「知識だけで本当に患者さんに寄り添えるのか」という疑問が湧きました。

実習としての体験?

ある日、同じ医学部の友人(既に研修医)から「実は私も学生時代に行った」と女性向け風俗の話を聞きました。「医者として女性の体を理解するには、実体験も必要」という考えに納得しました。

「これも勉強の一環」と自分に言い聞かせ、予約。正直、解剖学的にどうなっているのか観察したいという好奇心もありました。

でも、当日は「研究対象」として行ったはずなのに、普通に緊張している自分がいました。

教科書にない繊細さ

セラピストさんに医学部生であることを伝えると、「じゃあ、解剖学的な説明も交えながら進めましょうか」と提案してくださいました。

施術が始まると、教科書で学んだ知識と実際の感覚のギャップに驚きました。「ここが膣前壁のGスポットです」と言われても、最初は全然わかりませんでした。

でも、角度や圧力を微調整していくうちに、「あ、これか!」という感覚が。教科書の図解では伝わらない、生きた体の繊細さを実感しました。

理論を超えた体の反応

医学的には、Gスポットへの刺激で骨盤神経が興奮し、様々な生理反応が起こることは知っていました。でも、実際に体験すると、その複雑さに圧倒されました。

心拍数の上昇、呼吸の変化、筋緊張...自分の体をモニタリングしながら感じるのは不思議な体験でした。そして、理論では説明できない「快感」という主観的な感覚。

ついに中イキを体験した時、「これが患者さんが言う『体の奥から来る感覚』か」と、臨床的な理解が深まりました。

潮吹きの生理学的理解

さらに驚いたのは、潮吹きを体験したことです。スキーン腺からの分泌物だということは知識として知っていましたが、実際に経験すると、その量と勢いに驚きました。

「尿とは明らかに違う」ということを、身をもって理解できました。これは将来、患者さんの不安に答える時に役立つ経験だと思います。

医学書には載っていない、生きた知識を得られた瞬間でした。

患者さんへの共感力

この体験以降、産婦人科の実習での視点が変わりました。性機能の悩みを持つ患者さんに対して、より共感的に接することができるようになりました。

「中でイケない」という相談に対しても、単に「リラックスしてください」ではなく、具体的なアドバイスができるように。

知識と体験が結びついたことで、より良い医師になれる気がします。

人間としての成長

23歳の医学部生として、この体験は医学的な学びだけでなく、人間としての成長にもつながりました。

自分の体を知ることの大切さ、快感を感じることの素晴らしさ、そして女性として生きることの豊かさを実感できました。

将来は、女性の性の健康にも理解のある医師になりたいと思っています。

勉強に追われる医療系学生へ

医学や看護の勉強で忙しく、自分の体と向き合う時間がない人も多いと思います。でも、医療者こそ、自分の体を知ることが大切です。

教科書の知識と実体験は全く違います。特に性に関することは、経験があることで患者さんにより寄り添えるようになります。

「勉強の一環」と考えてもいいんです。プロから学ぶことで、安全に、確実に自分の体を理解できます。

23歳でも遅くありません。むしろ、医学的知識がある今だからこそ、より深い理解が得られるはずです。勇気を出して、新しい学びに挑戦してみてください。

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