医療従事者として感じた本物のケア
医学的知識があるからこその悩み
私は大学病院で働く看護師です。毎日、患者さんの体のケアに携わっていますが、自分自身の体のことになると、なぜか向き合えずにいました。
医学的な知識があるがゆえに、「膣オーガズムを感じられない」ことを、自分の体の構造的な問題だと決めつけていました。解剖学的に、すべての女性が膣オーガズムを感じられるわけではないという論文も読んでいましたし。
でも、心のどこかで「本当にそうなのか?」という疑問もありました。患者さんには「諦めないで」と言っているのに、自分のことになると諦めている。そんな矛盾を抱えていました。
プロの施術を受けてみようと思った理由
女性向け風俗の存在は、同僚との雑談で知りました。最初は「そんなサービスがあるんだ」という驚きでしたが、サイトを見てみると、とても真面目に女性の体と向き合っているのが伝わってきました。
特に印象的だったのは、解剖学的な説明がしっかりしていたこと。医療従事者として見ても、正確な情報が書かれていて、信頼できると感じました。
「プロの技術を体験してみたい」という好奇心と、「自分の体の可能性を諦めたくない」という思いから、予約を決意しました。
医療従事者も驚く丁寧なカウンセリング
当日、最も驚いたのはカウンセリングの丁寧さでした。私が看護師だと伝えると、セラピストさんは緊張することなく、むしろ「専門的な質問もどんどんしてください」と言ってくださいました。
既往歴、月経周期、普段の体調など、医療現場で行うような問診から始まり、性的な悩みについても、医学的な観点を交えながら話すことができました。
「膣の神経分布は個人差が大きいんですよ」「感じ方は、その日の体調やホルモンバランスでも変わります」など、セラピストさんの知識の深さに感心しました。
解剖学的アプローチに基づく施術
施術が始まってすぐに、「この人は本当のプロだ」と確信しました。触れ方一つとっても、解剖学的な理解に基づいているのが分かります。
「今、恥骨尾骨筋に触れていますね」「ここがGスポットと呼ばれる前膣壁の感覚が集中している部分です」など、私の医学的な理解と一致する説明をしながら進めてくださいました。
また、骨盤底筋群の緊張を丁寧にほぐしてから本格的な施術に入るなど、体の仕組みを理解した上での段階的なアプローチに、医療従事者として深く感銘を受けました。
初めて体験した膣オーガズム
施術開始から約40分後、今まで感じたことのない感覚が体の奥から湧き上がってきました。クリトリスオーガズムとは全く違う、体の深部から波打つような感覚...。
「これが膣オーガズムなんだ」と理解した瞬間、涙が溢れてきました。医学的に無理だと思い込んでいた自分が、なんて愚かだったのか。
セラピストさんは「看護師さんだから分かると思いますが、膣壁の感覚受容器は訓練で感度が上がるんです。今日はその第一歩ですよ」と優しく説明してくださいました。
医学的な観点からのアフターケア
施術後のアフターケアでは、今日の体験を医学的に振り返ってくださいました。どの部分がどのように反応したか、今後のセルフケアでどこを意識すればいいか、具体的に教えていただきました。
「骨盤底筋エクササイズを続けることで、さらに感度が上がります」「膣の pH バランスを整えることも大切です」など、医療従事者として納得できるアドバイスばかりでした。
また、パートナーとの性生活での活かし方についても、解剖学的な観点から詳しく説明していただき、メモを取らせていただきました。
医療現場での変化
この体験から1ヶ月、私の仕事にも良い変化が現れています。
婦人科の患者さんの悩みに、より深く共感できるようになりました。「感じられない」「オーガズムに達しない」という相談に対して、以前よりも希望を持った対応ができています。
また、自分の体を大切にすることの重要性を、身をもって理解したことで、患者さんへの健康指導にも説得力が増したと感じています。
セルフケアの継続
教えていただいたセルフケアを毎日続けています。骨盤底筋エクササイズ、膣トレーニング、そして何より大切なのは、自分の体と向き合う時間を作ること。
医学的な知識と、実際の体験が結びついたことで、より効果的なケアができるようになりました。感度も確実に上がってきていて、パートナーとの時間も充実しています。
プロフェッショナルとしての敬意
医療従事者として、セラピストさんのプロフェッショナリズムに深い敬意を抱きました。
解剖学的知識、施術技術、そして何より、女性の体と心に真摯に向き合う姿勢。医療現場とは違うアプローチですが、人の体をケアするプロとして、多くを学ばせていただきました。
医療従事者の方へ
医学的な知識があるからこそ、自分の体を決めつけてしまうことがあります。でも、知識と体験は別物です。
プロの施術を受けることで、教科書では学べない、自分の体の可能性を発見できます。医療従事者だからこそ、ぜひ体験してみてください。
きっと、患者さんへの理解も深まり、より良いケアができるようになるはずです。